ファクタリングの持つネガティブなイメージ

ファクタリングのマイナスイメージ

 

ファクタリングをこれまで利用した経験のある会社やこれからファクタリングによる資金調達を検討している方は少なくないでしょう。

 

企業や法人による事業資金の調達方法として、売掛金の早期現金化となるファクタリングは業績や税金の支払状況などに関係なく活用できるとして需要は高まりつつあります。

 

しかしながら現段階では知名度はそこまで高いものではなく、どんなシステムなのかわからない方も少なくありません。

 

2017年頃のメディアによる報道ではファクタリングを装ったヤミ金融が横行していることが取り沙汰されており、

ファクタリング=実質的な高金利融資

といったイメージを抱いている方も少なくないでしょう。

 

このファクタリングの印象というのは悪質なファクタリング業者がヤミ金融まがいの手口で資金繰りに悩んでいる中小企業から現金を吸い取っている内容でした。
確かに売掛金を買い取る名目で実質的な融資を行い、売買手数料として収益を上げれば内容としては差はありません。

 

そのためファクタリングに対するネガティブなイメージは少なからずあるのは事実なのですが、反対にファクタリング会社を騙す悪徳な企業による詐欺というのもあるのです。

 

では今回の架空の売掛債権を装ってファクタリング会社から巨額の現金を騙し取った詐欺事件について見ていきましょう。

 

ファクタリングを悪用して現金を詐取するなんてひどい会社あるんですね!



ファクタリングを悪用し現金を詐取した会社経営者逮捕

ファクタリング詐欺

 

未回収の商品代金の債権(売掛債権)の売買を装って、大手運輸会社「西濃運輸」(岐阜県)グループの金融会社から現金約7700万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は詐欺の疑いで、すでに解散した発光ダイオード(LED)製造販売会社「EVERLUCE(エバルーチェ)」
  • 元代表取締役 野口宏和(ひろかず)容疑者(65)=東京都品川区東品川=
  • 妻で同社の元役員 桧(ひのき)容疑者(57)=同=

を逮捕した。

 

調べに対し、野口容疑者は「当時のことは思い出せない」、桧容疑者は「私は分からない」などといずれも容疑を否認している。

 

逮捕容疑は平成27年5月中旬、金融会社に架空の売掛債権を買い取らせ、約7700万円をだまし取ったとしている。

 

 同課によると、2人は、大手電力会社への売掛債権について架空の売買契約書を作成。

 

この契約書を示して金融会社の東京支店長を信じ込ませていた。同様の手口で27年5月~28年12月、この金融会社から計約7億7千万円を詐取した疑いがあるという。


2018年11月8日日本経済新聞より